クラリネットはバラバラに分解した状態でケースに入っています。 吹くときはまず組み立ての作業が必要です。 組み立てる順番を確認してみましょう!
◆パーツの名前をおさらい
クラリネットを吹くためには、まずこれらのパーツを組み立てます。
- マウスピース
- リード
- リガチャー
- タル(バレル)
- 上管
- 下管
- ベル
◆組み立て開始!
①下管とベル

下管の裏側はキーが無いのでそこの部分をうまく持って、なるべくキーに圧力がかからないようにするのがポイントです。
コルクが固いときは無理矢理入れずに、コルクグリスを薄く塗ってから再度組み立ててみましょう。

②上管とタル

こちらも最初と同じように、なるべくキーに圧力がかからないように丁寧に扱いましょう。
③「下管・ベル」+「上管・タル」

それでは上半分と下半分を合体させましょう。 その時にジョイント部分がぴったり合わさるように注意しましょう。

④タルの上にマウスピースをつけます
マウスピースは繊細かつ最も重要なパーツです。 もし組み立ての途中にぶつけたりして吹き口の所が欠けてしまったら使い物にならなくなるので気を付けましょう。
順番は以上となります。

⑤リードとリガチャーを取り付けます
これも順番があります。
まずはリガチャーを上からはめます。
そして、リガチャーとマウスピースのすきまの所へリードを上から入れます。
この順番がとても大切です!
例えば、逆にリードの位置を合わせてからリガチャーをはめると、リードの一番大事な先端部分をリガチャーが通ることになります。 これだとリードを割ってしまう可能性があり、とても危険です! なので、リガチャーをはめてからリードを上から差し込むこの順番は必ず守ってもらいたいです。
◆おさらい
- 組み立てる順番は下から。
- なるべくキー(金属部分)が少ないところを持つ。
- 上管と下管はジョイントがぴったり合わさるようにする。
- 固いときは無理矢理入れずに、指でグリスを薄く塗ってから組み立てる。
- メーカーのマークがある場合は、 マークが必ず真正面で揃うようにする。
- リードを取り付けるときは、リガチャーを先にはめてから上からリードを入れる。
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