楽器本体の他に必要なものは?

クラリネットは楽器本体を用意しただけでは快適に練習ができません。今回は練習に必要なアイテムをご紹介します。

①リード、リードケース

当たり前ですがリードがなければ音が出せません。 もっともメジャーで手に入りやすいリードはVandorenのものです。

リードケースは、写真のようにプラスチック製で一枚一枚収納するものと、盤面がガラスになっていてそこにリードを置いていくものがあります。 リードを管理するために必ず用意してください。
プラスチック製のものは番号が書いてあるものが多く、どれがお気に入りのリードかわかりやすいのがメリットですが、リードにかぶさる部分は少々通気性が悪くなります。また、リードをしまうときに先端をぶつけないように気を付けなければなりません。
ガラス製のものは、リードを固定するところがないので開けたときにリードが落ちてこないように気を付けなければなりません。 同じケースの大きさでプラスチックのものと比べると、半分程度収納枚数が少ないです。

②スワブ、クロス

スワブは楽器の中を掃除するための、おもりのついた布です。クロスは手アカなどを落としながら磨くものです。 おそらくどちらも楽器を買ったときにお手入れセットとしてついてくる場合がほとんどです。
もし古くなって破れたらなるべく早めに買い換えましょう。特にスワブは楽器の中で引っかかってしまうと自分では取れません。

③コルクグリス

ジョイントのコルク部分に塗って入りやすくするクリームです。 上の写真のように丸い形のものや、リップクリームのような形のものもあります。
ジョイントが固いまま無理矢理組み立てようとするとキーが曲がる原因になるので、入りにくいなと感じたら必ずコルクグリスを塗りましょう。

④クリーニングペーパー

キーに溜まった水分を吸い取る薄い紙です。 キーに水分が溜まっていると雑音が入りますし、そのまま放置しているとタンポを痛める原因にもなります。
また、人によっては、下唇の歯が当たるところが痛くならないようにクリーニングペーパーを小さくたたんで下の歯にかぶせることもあります。

⑤メトロノーム、チューナー

個人練習のお供、メトロノームは必ず持っていてほしいです。むしろ持ってないと「どうやって練習してるの⁉︎」ってことになります!チューナーと一体型になっているものがありますので、そのようなタイプを買うといいでしょう。
学校の部活など大人数で吹くことが多い場合には、上の写真のようなクリップタイプのマイクを1つ持っておくといいでしょう。

⑥譜面台、えんぴつ

譜面台は持ち運びがしやすい、折りたためるタイプがいいでしょう。
えんぴつに関してですが、自分の好きなペンでもいいと思うかもしれませんが、大事なのは消して書き直せることです。シャーペンでもいいのですが、細いため消した時に跡が残りやすいです。

さいごに

今回は必要最低限のアイテムを挙げてみました。 楽器本体以外にもこれだけの物を用意することがお分かりいただけたと思います。 はじめは揃えるものが多くて大変ですが、マイ楽器をゲットしたらなるべく早いうちに揃えることをお勧めします!

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